S11(S10) シルビアとマイナー旧車

2008年4月 ルーフの錆

ルーフバイザーの所に錆が

購入した時から気付いていたのですが、ルーフバイザーの取付位置のところに錆が出ています。

ルーフの錆その1前後2箇所錆びていますが、これは前の方です。

ルーフバイザーが取り付けられている2箇所に錆が少し見えてます。多分振動で接触しているのでしょう。

バイザーを外してよく見てみる事にします。

バイザー取り外し

錆びたネジ普通に回したら絶対ナメてしまいそうです。

2箇所の取付ネジは、凄く錆びています。バイザーはステンレスなのにビスは鉄です。これでは電蝕で錆びるのは当たり前ですね。

多分そのままでは絶対取れないので、潤滑剤を吹き付けておきます。

取り外した錆びたネジこういうボルトやネジの場合はロッキングプライヤーが便利ですね。

一応、最初はドライバーでやってみましたが、当然2本ともすぐ頭が潰れました。

そこでロッキングプライヤーを使って外しました。

ルーフの錆その2こっちは前側の錆

ルーフバイザーを外すと、結構錆が大きいのが分かりました。でもまだ表面だけのようです。穴が開く程じゃなくて良かったです。

ルーフの錆その3こっちが後ろ側の錆

後ろ側は前側程じゃありませんでした。

取り外したルーフバイザービニールが殆ど剥がれています。

ルーフバイザーの取付箇所の部分には、ボディーと直接接触して電蝕で錆びないようにビニールが貼り付けてあります。そのビニールが振動などで剥がれ、ボディーとこすれて塗装を剥がし、接触して電蝕で錆びたようです。

この部分には0.2ミリぐらいのブチルゴムのシールを貼り付けました。

サビの補修

ルーフの錆その4

錆びている部分はサンダーで地肌が出るまで削ります。手作業は面倒くさかったので電動グラインダーを使いましたが、こういった細かい所は手作業の方が良かったかも知れません。

錆を落とすと、巣穴がいっぱいでした。もうちょっと放っておいたら穴があいてたかも知れません。

下の方は削りにくく、錆が少し残っていますが、POR-15を塗るので大丈夫でしょう。多分。

ルーフの錆 完了後その1前側です。下地が透けて見えてます。

錆を落とした所にPOR-15を塗り、その上から塗料を塗ります。この塗料は、前にフェンダーを板金してもらった時に少し分けてもらっていた物です。きっちり調色してあるのでバッチリです。

と思ったのですが、筆に以前使った黒のプラカラーが少し残っていた為ちょっと黒ずんでしまいました。その上ペーパーをかけすぎて下のPOR-15がうっすら見えてしまいました。でももう一度塗り直すのは面倒なのでこのままコンパウンドで磨いて終わりにしました。バイザーを付けると少ししか見えませんし。^^;

ルーフの錆 完了後その2後ろ側です。色がちょっと黒いです。きちんと筆を洗っておけば良かったのですが…。バイザー取付の際にちょっと傷が入ってしまいました。

配線チューブの補修

裂けた配線チューブ

ドアを開けた時に、ふと見ると配線のチューブが裂けています。このままでは水が入って劣化したり、最悪端子が錆びてしまうので、ついでに修理しておきます。

といっても簡単なものですが…。

配線チューブの補修

普通だったらビニールテープ(絶縁テープ)を巻くのでしょうが、それはベタベタが残って後でまた補修したりする時にイライラの原因になるので私は使いません。

今回私が使ったのは、ブチルゴム自己融着テープです。殆どベタベタしないのですが、2倍ぐらいに引き延ばしながら巻くと、テープ同士が接触している所が接着するという物です。これは便利です。通常は粘着性が殆ど無いので、他の用途にも使えそうです。

これで水が入る事はないでしょう。

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