2010年6月 オイルパンガスケット交換
オイルパンからのオイル漏れ
最近、車の下にオイルが垂れているのに気づきました。下から覗いて見ると、どうやらオイルパンから漏れているようです。
リフトで上げてよく見てみると、オイルパンのガスケット全体から漏れているようです。
下回りはもうオイルでベトベトです。
オイルパンのガスケットを交換しないといけませんが、この車はサスペンションメンバーとステアリングクロスロッドが邪魔でそのままではオイルパンを外す事が出来ません。
最低でもメンバーを外さないといけません。
オイルパンガスケット交換は大掛かりな作業になりそうです。
エンジンマウントも外してしまうので、まずはエンジンハンガーでエンジンを吊ります。
その後リフトアップしてフロントメンバー他を外します。
取り外したサスペンションメンバーとスタビライザー。
やっとオイルパンが外れました。
オイルポンプのストレーナーに黒い物がたくさん付着しているのが気になります。
ひとまずオイルパンを綺麗にします。
オイルパンの内側は黒く塗装してありました。 それが剥がれてストレーナーに付着していたようです。
ちょっとこすってみると、塗装が簡単に剥がれます。
これはいかんと思い、塗装が弱くなっているところを全て剥離しました。
ストレーナーも洗って、綺麗にしました。
ガスケット取付面を綺麗にします。
あとはオイルパンを付けるだけです。
オイルパンガスケットは純正新品がとれましたが、普通のガスケットと違ってゴムっぽい感じで、ボルトを締めすぎると伸びてしまってオイルがまた漏れてしまうようです。
実はそれで失敗して、2回取り付けました^^;
これであとは取り外したメンバーなどを取り付けて完成です。
ここがブレーキマスターシリンダー下のサイドメンバー。
長年ブレーキオイルが漏れっぱなしのまま放置されていたので、錆びだらけです。
購入した時からこの状態です。
ここは根本的にやらないといけないので、今回は見て見ぬふり。
オイルプレッシャースイッチ交換
以前から、メーターパネルにある油圧計の目盛りが低いなと思ってました。
アイドリングの時は油圧がゼロで、エンジンを回すと少し上がります。
でもあまり知らない私は、それが普通なのかと思ってました。
ところが今回オイルパンガスケットを交換した時に、オイルプレッシャースイッチからもオイルが漏れているのが見つかりました。
取り外してよく見てみると、端子をつなぐところがグラグラです。
振るとカラカラと音がします。
どうやら壊れているみたいなので交換する事にします。
早速オイルプレッシャースイッチを注文しました。
すぐ新しいプレッシャースイッチが届いたので早速交換しました。
新しいスイッチはとても小さくなってます。元の物(写真右側)よりかなり小さいです。
さすがに技術の進歩はすごいですね。
…と思っていたら、これは油圧計がアナログメーター式の車ではなく、オイルのランプが付くだけの車種用の物でした。^^;
そこで再度取り寄せました。
今度はちゃんとアナログメーター用です。
シルビア用の型番は既に製廃でしたが、現行の同じような物を探してもらいました。
形が若干変わってますが、取付は全く問題ありませんでした。
油圧計のメーターもきちんと動くようになりました。