2009年4月 運転席側シーリングスクリーン取替
役立たずのPOR-15
前回のパワーウインドウスイッチ修理の際、初期の頃に塗ったPOR-15が剥がれているのに気付きました。
説明では錆の上から塗っても大丈夫だという事だったので、錆の上からそのまま塗ったのですが、下から錆が活性化しています。
思った程POR-15は万能という訳ではないようです。錆の上から塗っても大丈夫だと言われてますが、このようにあまり効果はありません。きちんと錆を落とし、足付けをして塗った方がいいようです。(錆のない綺麗な部分に、足付けをせずに塗ると後からすぐ剥がれてしまうのは確認済)
シーリングスクリーンも取替
古い車の内張を外した事がある人は分かるでしょうが、この半透明な雨よけの膜(シーリングスクリーン)は、すぐ劣化してびりびり破れてしまいます。
これが破れるとドア内に入った水が内張を伝って車内に侵入してしまいます。
私の車もかなり破れてしまったので、上記部分の錆取りと同時にこれも取り替える事にします。
あと、このシーリングスクリーンを接着している粘着剤も劣化してカチカチになっています。以前ここを開けた時にブチルゴムの両面テープで接着しましたが、今回シーリングスクリーンを交換するに伴ってこれもやり替える事にします。
左側後部のスクリーン交換の時はテーブルクロス用のビニールでしたが、今回は農業用のビニールを使う事にしました。ホームセンターで売っている中で一番薄い0.075ミリの物で、幅1mか1.5mぐらいだったと思いますが、10センチあたり25円でした。いずれ助手席も交換すると思うので、その分も含めて1.5m購入しました。
これを現在のスクリーンの上に被せて、油性ペンで型を取ります。
ドアノブやパワーウインドウスイッチの部分の切り欠き部分も忘れずに印を付けます。
シーリングスクリーンを剥がし、接着剤を全てはぎ取ります。ブチルゴム両面テープはきっちりくっついているし、元々の接着剤は、ぱりぱりになっているところはすぐ剥がれるのですが半固形になっているところはかなり固くて取れにくく、意外と重労働でした。
以前POR-15を塗っていた部分はCNSベベルで削りましたが、それが届かない部分は手作業でサビを取ります。
今回は普通のペーパーではなくスコッチブライト7447を使ってみましたが、なかなか使い勝手がいいです。錆取りには最適です。
そして錆取りが終わると、次はまたPOR-15を塗ります。
去年のサイドシル補修で使った際、缶が使い物にならなくなったので新しい缶に移し換えてたのですが、今回開けてみると、中身が凄い事になってます。
樹脂部分だけが完全に固まってしまってます。
ドライバーで普通につついても割れません。そこでドライバーを当ててハンマーで叩いてみると…
固化した樹脂に穴が空くと、予想した通り中身が吹き出てきました。
ゆっくり吹き出してきたので被害は出ませんでしたが。
ただ、もうこれは使えないでしょうね。
POR-15に関しては、『缶が開かなくなるので、保存するより使い切った方がいい』等、一度開けたらダメみたいな事をよく聞いてましたが、蓋が開かなくなる問題は移し替える事でクリアーできるので問題ないと思ってました。考えが甘かったです。
ですが、これは移し替えた後ずっと動かさずに棚に保管してたのでこういう事になってしまったのでしょう。
(蓋が固着しないように余ったPOR-15を保管するには、逆さまにして保管するといいと思いますが(樹脂分は上に浮いてくるため)、それだけでは今回のように樹脂が固まってしまいますので、冷蔵庫に入れて化学反応を抑えるか、絶えず攪拌するといいのではないでしょうか。
つまり、余ったPOR-15は逆さまにして車に乗せておくといいのではないかと思います。 )
で、結局は樹脂分が無くなっていると思われるこれをそのまま塗りました(笑)。少しは樹脂分も残ってるかも知れませんし、普通の缶スプレーを塗るよりはマシだと思うので。^^;
シーリングスクリーンの貼り付け
錆止めを塗り終わったら、次はスクリーンの貼り付けです。
今回も、前回と同じくブチルゴム系のシーリング剤を使います。私は間違ってグレーを購入してしまいましたが、やはり黒の方がそれっぽくていいです。
これを元々の接着剤があった部分に塗っていきます。
ブチルを塗ったあとビニールを貼付けるのですが、薄いビニールは非常に貼りにくい事が分りました。
外で作業したのですが、ちょっとでも風が吹くともうダメです。やはりもっと厚手のビニールが向いているようです。
あと、ある程度大きめのものを貼付けたあとで余分な部分を切取った方が良かったかもしれません。
ブチルは少し厚めに塗ったので、綺麗に密閉できました。
ドアノブやスイッチ部分の切り欠きも位置がきちんと合いました。
これで大丈夫でしょう。それに完全に透明なので、何か不具合があった時でも内張を外すだけで中が見えて便利です。
あとは内張を取付けて完成です。













