2009年6月 エンジンルームの水漏れ修理
劣化したウォーターホース
ある日車に乗っていると、変な臭いがする事に気付きました。ちょっと甘くて香ばしい感じの臭いです。
この臭いには覚えがあります。そうです、LLCが蒸発した時の臭いです。
オーバーヒートするかもと思いとっさに水温計を見ると、別に水温は上がってません。という事は少しずつ漏れているのでしょう。
車を止めてボンネットを開けてみると、バキュームホースやコイルに思いっきりLLCが飛び散ってます。
どうやら『漏れている』のではなく『吹き出ている』ようです。
どこから漏れているのか見てみると、どうやら長さ10センチぐらいの冷却水の配管が劣化して、そこから漏れているようです。
奥にも殆ど同じ長さのホースがあります。漏れているのは手前の方だと思いますが、奥側の物も劣化しているのでハッキリとは分かりません。
当然2本とも交換します。外してみると、思った以上に劣化しているようです。
端がこのように裂けてました。
口はひび割れまくりです。
配管の方も、このように錆と汚れがこびり付いてました。
外側はもちろんですが、中の方もできる限り清掃しました。
こんな短い真っ直ぐなホース、純正品を使うような愚は犯しません。
友人が以前別の車の整備で使った同径の汎用ホースを少し分けてもらいました。。
ホースバンドは、色々調べてみてこれはいいと思ったABAホースクリップを使いたかったのですが、購入から到着まで時間がかかるため、ホームセンターで買った物を使いました。
ABAホースクリップは他の物より割高ですが、裏側がフラットでホースを傷つけず、かなりモノがいいようです。そのうち全てのホースを交換しようと思ってますので、その時はバンドを全てABAに交換しようと思ってます。