S11(S10) シルビアとマイナー旧車

2007年5月 燃料タンク これで完結?

またもやガソリン臭い

前回タンクの補修をしてから暫くして、またしても車内にガソリン臭がするようになってしまいました。取り敢えずガソリンタンクを降ろさず、トランク側から目視で点検してみると、リベットの芯から僅かですがガソリンが滲んでいます。

前回蓋を接合したあとに逆さまにして、タンクシーラーをリベットがどっぷり浸かるようにコーティングしたのですが、やはりリベットのような突起物には薄くしかコーティングされなかったのでしょう。そこに内圧がかかってとうとう滲み出てきたらしいです。

今度はパテのみで補修

そこで今度はリベットや接合板を取っ払って全てパテで埋める事にしました。「もういい加減溶接したら?」という声が聞こえてきそうですが、初志貫徹します。

クイックメンダーとデブコンA上:クイックメンダー。強度はデブコン以上らしいですが燃料タンクには使えません。
下:デブコンA。やはり燃料タンクにはこれが一番でしょう。

オールドタイマー誌でケルン石塚氏がパテの実験をやっており、その結果で一番よかったコニシの「クイックメンダー」を使おうと思いましたが、これの耐ガソリン性に関しては書いてありません。そこでメーカーのコニシにメールで問い合わせたところ、耐ガソリン性及び耐水性は全く無いとの事。
そこでケルン石塚氏の実験でも割と成績のよかった、有名な「デブコンA」を使う事にしました。これはもちろん耐ガソリン性です。
それにどこかのサイトに書いてあったのですが、硬化したデブコンにタップを立ててボルトをねじ込み、そのボルトをハンマーで叩いても割れなかったそうです。

デブコンは色々ありますが、特に耐熱性などは必要ないので鉄用の中で一番安いデブコンAを1キロ購入しました。値段は5千円弱でした。但しデブコンAの場合硬化温度は16°C以上ですので、購入は3月でしたが気温が上がるまで作業は待つ事にしました。

そして5月に入って夜間の温度も日によっては16°C以上になるようになったので、暖かい日を選んで作業を開始する事にしました。

リベットや接合に使った鉄板を除去

まずリベットの頭をディスクグラインダーを使って削り落とします。そして鉄板を手で剥ぎ取ります(棒状パテで接着しているはずなのに手で簡単に剥がれるということは、この鉄板は密閉には役に立ってなかったということですね)。そして鉄板の下に残ったパテとシール剤はCNSベベルで除去します。それにしてもこのCNSベベルは凄く便利です。パテはガンガン削り取りますが、タンク本体は削れません。サビ取りだけではなく、こういう時にも使えるんですね。

そうやってパテを全て除去しましたが、タンクシーラーがきちんと接着してくれているらしく蓋は外れません。やはりリベットを使わなければタンクシーラーは正解だったみたいです。無理矢理剥がすのも面倒ですからこのままパテを塗っていこうと思います。

パテ塗り

そのパテ塗りに移りますが、CNSベベルで処理したおかげで足付けの必要はありません。そのまま塗っていきます。
まずはデブコンの主剤と硬化剤を秤できちんと分量を量って混ぜ合わせます。そして硬化する前に一気に塗ってしまいます。シリコンコーキングと同じぐらいの粘度なのでヘラ目が残ってしまいますが、きちんと形を整えている暇はありません。硬化後にペーパーで整えてもいいのですが、ガソリンタンクは完全に隠れて見えない所だし、面倒くさいのでやらない事にします。そこまで完璧主義者じゃないし。

塗り終わったら、今日の作業はここまでです。外はまだ気温が下がるかもしれないので一応タンクを部屋に持ち込み、一晩硬化させます。

完了

補修が完了した燃料タンク完成した燃料タンク。パテの部分はガチガチで、かなりの安心感です。
ちなみに黒い塗装は最初からで、溶接部分に塗ってあります。

次の日見てみると、ちゃんと完全に硬化しています。見た目は悪いですが、これでガソリンが漏れる事は絶対無いでしょう。リベットもなくなったので、もう友人から「フランケン」と呼ばれる事もありません。長い間私を悩ませてきたガソリンタンクの問題はこれでやっと解決でしょう。

今思えばかなり回り道をしました。最初からタンクシーラーとデブコンを使えば良かったです。

っていうか、「最初っから溶接せんかい!」って話ですね。

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