S11(S10) シルビアとマイナー旧車

2009年4月 サイドシルの補修 その2

塗料の剥離と錆が目立ってきた

大分前から気付いていたのですが、右側サイドシルの後部の錆が目立ってきています。その日はたまたまやる気があったので、これを補修する事にしました。

錆びたサイドシル

サイドシル後部に、このような丸い何かがあって、この部分から錆が出てきています。
この部分が何かは分かりませんが、左右共にこのような丸い物があります。プラスチックのような物で蓋がしてあるような感じですが、この部分から錆が出てきています。

最近この錆が目立ってきました。

それにしても、この部分は何でしょうか。まさか、フレーム修正機にかけた時に空けた穴とか…?
でもそれだったらジャッキアップポイントの部分だろうし…。不思議です。

問題部分の補修

これがボディーの白い部分だったら迷わず塗装屋さんにお願いするところですが、この部分は綺麗に仕上げないといけない部分でもないので、前回と同様自分で補修する事にしました。

マスキング

まずは養生です。

塗料がかかったらいけない部分にマスキングします。

丸い穴1ボディーの裏側に当たっていたパテを見れば、裏側に錆が出ているのが容易に想像できます。

丸い部分の周りの錆をいつものCNSベベルで削ってみると、プラスチックか何かの蓋だと思っていたのはパテでした。
そのパテを取ってみると、この部分は鉄板が二重になっており、表側の鉄板の裏にも錆が出ているようです。

丸い穴2左側の穴の錆は、後々大きな問題になりそうです。ですが今は簡易補修で目をつぶります。^^;

左側の穴では、奥側の鉄板にも錆が出ています。

この二つの穴の錆は、見えている部分は何とかある程度取る事が出来ますが、とても全部は無理です。
そこで仕方なく錆転換剤を使う事にします。もちろん筆塗りでは届かないので、スプレー式錆転換剤のホルツラストコートを使いました。
これは一応樹脂の被膜を作るので、他の物を使うより、この場所に出来る最良の方法だと思います。

デブコンA主材や硬化剤が余ると勿体ないので、はかりできっちり計って作りました。

ラストコートが乾いたら、次は穴埋めです。

もちろんパテで埋める訳ですが、ガソリンタンクの時に使ったデブコンが余ってたのでそれを使いました。

塗料の剥離塗料が浮いてしまっている部分を残らず削り取ってしまいます。

穴をパテ埋めした後は黒スプレーで塗るだけですが、サイドシル部分に塗ってあるジーバードみたいな塗料がまた所々剥げたり浮いたりしているので、ここも一緒に塗ってしまいます。

浮いている部分をスクレーパーで落としてしまいます。

本当でしたら全部綺麗に剥離して、下回り用の塗料を塗った方がいいのでしょうが、どうせここは目立たない部分だし、そのうちここはボディーと同色にしてしまうつもりですから、今のところはこのまま塗ってしまいます。

剥離終了

こんな感じで剥がしました。

前回の分と合わせると、全体の三分の一ぐらいは既に剥離しています。全部剥げてしまうのは時間の問題でしょう。

缶スプレーで塗装

後は缶スプレーで塗っておしまいです。

パテを塗った部分は、ペーパーを当てた後に塗るつもりでしたが、元々サイドシル部分はザラザラで、そのままでも目立たないし、もう面倒臭いのでそのまま塗ってしまいました。^^;

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