車検準備の巻
ようやく車検が見えてきた
さて、エンジン不調の原因であった燃料ラインのつまりが解消されたので、もう大丈夫でしょう。エンジンをかけて回転を上げても全然問題ありません。燃料の漏れもありません。バッチリです。これから車検に向けて動きます。ここからは整備士である友人Nがメインでやってくれます。
ブレーキのオーバーホール
他には取り立てて悪いところはありませんが(車検に通すには、ですけど)、やはり長期間動かしてないのでブレーキのオーバーホールをします。ブレーキマスターのインナーキットは共販から新品が出ました。これでブレーキはバッチリです。
ブレーキオイル漏れのせいで…
この時、かなり大きな問題点を発見しました。ブレーキマスターからブレーキオイルが漏れていたらしく、マスターの下にあるメンバーとタイヤハウスがサビだらけです。これだけサビがひどいところを見ると、オイルが漏れたまま長い事放置されていたのでしょう。ブレーキオイルは塗料を侵すというのを身をもって知りました。
他にも錆が…
そしてオイル交換、LLC交換…ん?キャップを開けると中には透明な水が。その下に茶色のコアが見えます。下のドレーンを開けてみるとドロドロの茶色の液体が…。入っていた水はLLCではなく、真水でした。そりゃあ普通の水を入れて15年もエンジンかけずに放置してたら当然中はサビだらけでしょう。整備工場に保管されてた車とは到底思えません。怒りをこらえながらも水を何度か入れ換え、かなり水が綺麗になったところでLLCを入れて取り敢えず今回は終了。本来なら何らかのサビ対策をしなければいけないのでしょうが、ラジエーター内のサビを根本的に取り除いた場合、サビで薄くなったところから水が漏れる可能性があります。そうなるとお金がかかるし、今の所は問題ないので、取り敢えず今はこのままいきます。(それにしてもタンクといい、エンジンルームのサビといい、それにこの冷却水といい、以前の保管状態はかなり悪かったようです。整備工場の中に保管されていたのに、ひどいもんです。)