S11(S10) シルビアとマイナー旧車

燃圧の巻

次のトラブルが

エンジンがかかったので試運転です。ギアをローに入れて発進!
ブーーーーン、カクカク。ブーーーーン、カクカク。
エンジン回りません。ちょっと回転が上がるとすごい息つきです。アイドリングは(わりと)安定しているのですが…

原因の特定

また整備書を見ながらチェックです。友人Nもこんな古い車を整備したことはないので、同業者に聞いてくれたりしてくれます。その情報によると、L型EGIエンジンは、エアフローと燃圧レギュレーターがよく壊れてたとのこと。

エアフローの写真↑矢印の部分がエアフロー。エンジンに吸入される空気量を検出します。結果的には問題有りませんでしたが、交換となると、値段も高いし、入手も苦労しそうです。
ちなみにこの上に付いているエアフィルターにはネズミの巣がありました。^^;

エアフローは高い部品なので、原因がそれと特定できないのに交換するのには躊躇します。それにそもそも部品があるかどうかも怪しいです。

燃圧レギュレーター↑交換した燃圧レギュレーター

取り敢えずプレッシャーレギュレーターを日産に確認したところ在庫有りで、数百円でした。即購入して取付けましたが、やはり何の変化も無し。やはりエアフローかコンピューターなのでしょうか?もしそうだとしても両方とも在庫があるとは思えません…

供給側燃料ホース↑燃料ホース。矢印のホースがポンプから送られてくる供給側。
そしてその下が余った分をタンクに戻すリターンホース。

その時友人Nが燃料ホースをつまんで、「これ、E車にしては燃圧低いみたいですよ。」
私「ん?うーん、確かにホースは堅くないけど、いけないの?」
友人N「インジェクション車はキャブ車よりかなり燃圧が高いです。」
私「へー。あ、だから燃ポンがキャブ用とEGI用で違ったのね。」また一つ勉強になりました。(というより知らなかった私が知識不足?)
友人N「燃圧を計りましょう。燃圧計が必要です。」

最近の車は燃圧を計る事は殆ど無いので、オープンして間もない友人Nの整備工場には燃圧計がありません。そこでまたヤフオクで燃圧計を落札。届くのを待ちます。

この友人Nは私が貧乏人だとよく知っているので、「とりあえず部品を替えてみましょう」とは言わないでくれます。それで直らない場合も多く、その時には金銭的ダメージが大きいと知ってるからです(ディーラーでは怪しい部品関係は全て交換して、直してしまう場合が多いそうです。さすがディーラー)。当然ですが、本当に悪いところを突き止めてそこを修理した方が安上がりです。その代わり修理が長引き、保管している友人Nに負担がかかります。他にも預かっているお客さんの車があるのに、金にならない長期入院の私の車はさぞかし迷惑をかけたことでしょう。この友人Nには本当に感謝してます。

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