S11(S10) シルビアとマイナー旧車

燃料タンクの巻

燃料タンクはサビだらけ

燃料ポンプを取り外して分解してみましたが、とても修理出来るような状態ではありませんでした。ところがちょうどうまい具合にヤフオクでEGI用の新品が出品されており、格安で購入できました。
問題は燃料タンク。取り敢えず燃料ゲージの蓋を開けて見てみましたが、あまりのひどさに絶句。これほどサビたタンクは見たことも聞いたこともありません。しかも腐ったガソリンのにおいが凄い。(腐ったガソリンが付いたところは臭いが1週間ぐらい取れませんでした。)

これは新品に交換するしかないと思い、友人Nに頼んで注文してもらいましたがすでに製廃。そこで同年代の日産車を調べましたが、さすがにガソリンタンクだけはその車ごとで形が違い流用できません。汎用の燃料タンクもかなり調べましたがやはりちょうど収まる寸法の物は見つかりません。となるとこのタンクを直すしか方法はありません。

タンク修理はプロに

タンクのサビを取るのであればやはりケミカルだと思いますが、車のガソリンタンクはバイクのタンクと違って、タンク内でガソリンが暴れるのを防ぐために仕切り板が付いてます。穴から覗いたぐらいでは、その仕切りがどのように入っているかもわかりません。形状が複雑だった場合、ケミカルを使っても完全にサビが取れないかもしれません。どうしようか考えていたところ、友人Nが「タンク修理してくれる知り合いのところに出してみようか?プロだからきちんとやってくれるだろうし、友達価格でやってくれるそうだよ。」値段を聞くとなるほど格安です。もちろんすぐそこにお願いしました。

錆落しが終わるまでの間、燃料パイプの洗浄を終わらせ、燃料ポンプを取付け、燃料フィルターも新品(日産からまだ出てた)に替えました。

燃料ゲージも

そしてサビの固まりとなり、完全に固着していた燃料ゲージの清掃&修理。これも製廃でしたので修理しないといけません。根気よくペーパーやカッターナイフで錆を落とし、クリーナーを吹き付け、少しずつ動くようになりました。根元のコイルもきれいに磨き、やっとなめらかに抵抗が変化するようになりました。ただ、先に付いているセンサーは完全に死んでます。燃料警告灯は諦めるしかないようです。

タンク修理完了

ようやく錆落しが終わり、タンクが届きました。ケミカルを使ってサビを落としたそうです。穴から中を覗くと、とてもきれいに光ってます。結構綺麗に取れるんですね、ケミカルって。
早速燃料タンクを取付けます。これで燃料関係はOKです。やっとこれで乗れるようになると思うと顔がほころんできます。
早速セルを回してみます。
キュキュキュ、キュキュキュ、キュキュキュ…
ブルル… おおぉっ!
プスン。
・・・。 il||li _| ̄|○ il||li

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